2022年12月3日(土)に伊東洋平さんのミニライブがピッチョーネで開催された。
約1年振りのライブは夜に開催され、伊東さんのファンクラブのファンから地元の人達が集うライブとなり、いつものピッチョーネが今夜はライブ会場へと変身し、大いに盛り上がった。
この日のメンバーは、ボーカル兼ギターの伊東さんにキーボードの工藤あかりさん、パーカッションの優莉奈さん。
工藤さんの流れるような素敵な旋律に優莉奈さんのジャンベにカホン、ウィンドチャイムにシンバルの音が重なり合い、伊東さんのギターの音を引き締め、時に切なく時に熱く盛り上げた。
今回も伊東さんは生歌で歌い切り、最後までマイクは使用していない。間近で聞く伊東さんの生声は相変わらず素晴らしい。
キーボードとパーカッションの音に負けない伊東さんの声は流石としか言いようがない。
伊東さんの生歌は力強くも優しく、時に甘く切なく囁き、魂の鼓動の如く熱く心に響いた。
今回のライブもワンプレート&ワンドリンク付き。ピッチョーネの美味しい料理を最初に頂いた後は、ドリンク片手にライブに熱中。
ドリンク片手にライブも進み、手拍子にも熱が入る。
歌と歌の間に挟まれる伊藤さんのトークも楽しく、皆を笑顔にしてくれる。
先日、加美町で行われたKami Arts Festa 2022での花楽小路の石畳のエピソードや、仙台市内の小学生たちが寄せたメッセージを元に平和を願う曲を作ったエピソードなどトークを挟みながら楽しいライブは続いていく。
途中、ギターの弦が切れてしまったり、ピックが割れるなどのハプニングが起きたが、それでも演奏を纏める上げる技量は流石だ。
伊東さんが弦を取り替える間、工藤さんと優莉奈さんがトークで場を繋ぐ。工藤さんは加美町の今野醸造さんの醤油を愛用しているとのことで、その話しに地元の人達も大盛り上がり。優莉奈さんは去年のピッチョーネのライブでの生音を経験して、生音演奏の難しさと奥深さや抱負を語ってくれた。
お二人の素敵なトークの後は、弦の取り替えが完了した伊東さんによる即興での弾き語り。加美町・色麻町をエピソードとした弾き語りの面白さに思わず笑みが漏れる。
今回のライブでは、11曲を生歌で熱唱した伊東さん。生歌とマイクを通した歌い方は違うということをトークで話してくださり、圧巻の生歌ライブを全力で行ってくれた。今回も素晴らしいライブをありがとう。
12月16日(金)に電力ホールでのライブもあるとのことで、そちらも大いに盛り上がることだろう。
今回も楽しく元気にさせて貰えた伊東さんのライブ。また、次回もピッチョーネでのライブが開催されることを願っている。